デザイン制作工程における環境への配慮
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ヒアリング
エシカルな選択の確認
環境への配慮はこのタイミングから現れます!fagicaでは事前に実施するアンケートの中に「エシカルな取り組みへの関心」を聞く欄まであるんです!
例えばお客様が「広告活動の中でエシカルな選択があれば積極的に提案が欲しい」を選択した場合、環境負荷の少ない紙の使用や媒体のオンライン化などの選択肢も考えながら制作を進めていきます。
事前に環境意識についてまで共通認識を持とうとするのは素敵ですよね! -
無駄なものを出さない
コミュニケーション通して共通認識を揃え、お客さんに合わせて「無駄なものを出さない」提案ができるのもfagicaの凄い部分。
例えばパンフレット作成依頼のお話を進めていく中で、紙のパンフレットよりWebサイトを充実させた方が効果的であることに気づき、サイト制作に注力することを提案したこともあるそうです。こうした提案を聞くだけでも、お客さんがSDGsと自社の繋がりを考える良い機会になると思います!提 案
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修 正
紙の再利用・デジタル化
修正時にも地球に優しいfagicaらしさが2つあります。
まず紙の再利用がすごい!「雑紙は意地でも再利用する」と山下さんが話すほど。加えて、手書き修正からipad活用に移行してるのも一押しポイントです!
サイト規模によりますが1つのサイト作成にA3用紙を20枚ほど使うので、
年間で250枚程の削減量に繋がっているんです! -
デザインによる啓蒙
お客さんに密かに人気なfagicaの竹紙製ファイル。身近なところから始められる脱プラとしてもオススメです。そもそもデザインがかわいいですよね。
「また使いたいから表紙に何も書かないで!」と言うお客さんがいるくらい、普段使いしたくなるファイルです。強みのデザイン性を活かした啓蒙なんて先進的すぎませんか!納 品
まとめ
今回のインターンを通して改めて感じたことは、元々環境意識の高い山下さん(共同代表)が中心になって、他のメンバーも農業/コーヒー/子育てなどそれぞれの関心と環境を結びつけて考えているということです。各々の生活と結びついているから一過性じゃないし、本当に当たり前のように普段の会話でそういう話になる場面もしばしば。
米国や豪州に留学していた際に見た「特定の分野に長けた個人や小さな企業」がハブになって形成されているコミュニティのように、fagicaも将来的にデザイン×SDGsを強みとして、SDGsに関心のある様々なコミュニティのハブになっていくのではないかと思います。
そんなfagicaの雰囲気に触れて、自分自身も毎日の小さな行動を見直すようになったこと(洗剤とかプラスチックの使い過ぎを避けたり)も大きな成果です。自身も行動を続け、また、環境を意識した行動を周りの人がしていたら積極的にリアクションしていきたいです!(マイボトルいいよね!的な笑)
2022.02.15丸山 歩
新潟大学工学部協創経営プログラム4年。
これまでに県内企業6社での短期インターン、オーストラリアや東京での長期インターンを経験。