ロゴ制作/webサイト制作/アイアンワーク立て看板/竹紙封筒&名刺デザイン
–ヒアリング・リサーチ

ケージレス完全個室ホテル、訪問ペットシッターという新潟では新しいサービスを展開。原点は動物愛。猫が大好きなオーナー様からの依頼

ファジカの旧サイトの猫のイラストに運命を感じて、ご依頼下さった「ノンキチ」様。ケージレス完全個室にこだわったペットホテルと訪問ペットシッターサービスを提供している。ケージレスでシッター付きというサービスは、新潟では目新しいサービスだ。

オーナーの髙橋さんご夫妻は、12匹の猫飼っていて、そのうち10匹が保護猫。猫が大好き。「動物の生活環境を守りたい」という想いを強く持っていた。「コロナでおうち時間が増えたことで、ペットを飼う人が増えたんだけど、飼育に困って、捨てたり、手放す人も多くなっていて」とお二人。動物の過ごす環境への問題意識は年々高まり、自分達の手で動物たちが安心して過ごせる空間づくりを手掛けたいと開業に至った。

店名の「ノンキチ」の由来は、ご夫妻が初めて飼った猫「ノエルくん」のあだ名。今も特別な思いがある。

 

企画プロデュース

コンセプトに合わせ、信頼感、優しさ、安心感をデザインに反映。

「ペットも飼い主も安心できるサービスを」というコンセプトに合うブランドデザインにするため、お二人の想いと繋がるデザインを探った。「猫」を起点に、「優しさ」「安心感」「信頼感」といったイメージを反映。また、新潟ではまだ浸透していないサービスのため、他と違うポイントやこだわりの内容が伝わりやすいよう、明文化のサポートも行った。制作を進める中で、「お店の雰囲気に合わせた立て看板もあるといいね」「封筒や名刺もロゴを入れて作りたい」と話が広がり、合わせて検討し、企画制作を進めることになった。

 

–ロゴ制作

猫のシルエットをモザイクで表現
ノンキチ ロゴセット
さまざまなタイプのロゴを見ていただいて、方向性を検討したところ、打ち合わせの中で初めて飼った猫のあだ名が「ノンキチ」というエピソードを話していただいた。そこから「やっぱりモチーフは猫がいいよね」と、猫をモチーフにロゴを制作。猫をモチーフにしたロゴは、一般的にこれまでも多く作られてきたものでもあるため、どのようなロゴが世の中では使われているのかリサーチを徹底した。唯一無二のロゴデザインを模索していた中で、偶発的にモザイクのモチーフができあがった。猫のしま模様に見立ててに配置してみたところ、猫の曲線的なシルエットと相俟って“面白い”演出に。後ろ足は猫のシルエットから外しモザイクの一部として配置。固くなりすぎないようにデザインした。「ノンキチ」のロゴタイプはアシンメトリーに文字を崩し遊び心のあるロゴに仕上げた。

「ロゴができるまで|ノンキチ様」Blog記事へ>

 

 

–サイト制作

シンプルにサービスを伝える機能を備えつつ、写真メインの癒し系サイトに

ノンキチ_サイト制作
デザイン/ Webプログラム /コピーライティング
サイトは動物の写真を立たせるためナチュラルカラーな配色に。ペットホテルとペットシッターどちらも一つひとつを丁寧に伝えることを目的にそれぞれを別ページで紹介。ペットホテルの部屋や、オーナーのお二人のポートレート写真をファジカで撮影。猫たちの写真は、12匹の愛猫の写真をご提供して頂き、セレクトして使用した。お二人だからこそ撮影できる猫たちの豊かな表情や可愛らしい仕草が魅力的なサイトになった。
手厚いサービスを提供しているため価格は高めだが、高級感は出さず、気軽に安心して預けてもらえるように、白やベージュを基調にした淡い色使い、優しさ、柔らかさを出したデザインを心がけた。

https://www.nonkichi.jp/

 

–アイアンワークの立て看板

マットな質感のアイアンワークで上質な仕上がりに

アイアンワーク立て看板

看板サイズから形状のご提案をさせていただいき、ロゴの形状を活かし透しの効いたアイアンワークの立て看板を制作。ロゴの形を美しく見せるため、余白に着目しロゴのバランスを慎重に吟味した。

 

–竹紙名刺・竹紙封筒

ペットにとって良い環境を作るだけでなく動物たちの暮らす未来にも思いを馳せて、環境に配慮した竹紙

竹紙名刺・竹紙封筒 竹紙封筒

封筒はナチュラルな竹紙を使用。オリジナル封筒は、裏表に渡って猫が封筒の上を歩いているように足跡を配置した。遊び心をくすぐるデザインに。名刺は白い竹紙を使用。裏面はショップカードの機能を持たせサイトやInstagramの情報を紹介している。

- backstage -
backstage

写真の猫ちゃんは、名前の由来にもなった「ノエル(通称:ノンキチ)」くん。ノンキチさんのInstagramで12匹の猫たちの生活を覗くことができます。